秋も深まってきたので、女友達と後腐れのないセックスがしたいなぁと思案中です。

Q.
秋も深まってきたので、女友達と後腐れのないセックスがしたいなぁと思案中です。ロースおじさん、女友達とヤッちゃってもめんどくさくならない方法知らないッスか?
(ヤサグレンさん)

A.
「ッスか?」じゃないよ。

みんなも「いいね!」をつけにくいやろうし、おじさんも本来ならこんなゲスい質問には答えたくないんやけど、「秋深し 隣は女友達とセックスする人ぞ」なんて言葉もあることだし、ちょっと考えてみようかね。

オットセイレベルの精力を持つとんかつ教室ファンの男子諸君は、身の回りの全ての女友達を性の対象として見てるかもしれんけど、実はセックスできる女友達には二通りしか存在しないんよ。

それは「自称サバサバ系でセックスをスポーツと捉えている子」と、「自称ドMで頼まれると嫌とは言えない子」の二種類。

前者はものすごく性にオープンで下ネタオッケー。一度「あたしたち友達だよね」という契りを交わすと、距離感を一気に縮めてくるよ。これがまぁ「SEXフラグ」でもある訳だけど、簡単にさせてくれるのかと言えばそうでもないんよ。あといざヤッた後には、「私は好きな人以外とは寝ない」という純情ぶったことを言い出すタイプでもあるね。

後者のタイプは主にフワフワしたやわらか~いニットなんかを着てるね。周りからは「天然ちゃん」なんて言われる子で、仲良くなるとよく相談を持ちかけてきたりする。内容は大概くだらないものなんやけど、お酒を飲んだ時に下ネタを振ると「○○くんに言われたら断れないかも」なんて風に巧妙にオッケーサインを出してきたりする。その瞬間、彼女の目をじっと見つめればめでたく開通式や。テープカットや。コトが終わった後は子犬みたいにキュンキュン甘えてきたりするよ。

このように2つのパターンがあるんやけど、はっきり言って2つとも茨の道なのよね。そう、女友達とセックスした後に平穏な世界なんてものは存在しないんよ。ヤることだけなら可能かもしれんけど、それで「じゃあ今まで通りに」というのは非常に難しい。怒られたり泣かれたりと、大体の場合は重たい感じになるものよ。腹を決めてちゃんと付き合うか、歯をくいしばって据え膳を引っくり返すか、結局はそのどちらかを選ばないとダメージは自分へと跳ね返ってくるもんなのよね。生きるってままならないものよ

え? それでも都合のいい関係のままセックスしたいって? どうしてもカルマの道を行こうと言うんやね…。気に入った! そんな欲深き君のために特別な抜け道を教えてあげよう。

「付き合えないどうにもならない理由を作る」。これに尽きるね。理由はなんでもいいんよ。自分の親友がその女友達の事を好きだとか、「別れるなら今すぐスーパーやまびこに飛び込んで死ぬ」って言う怖い彼女がいるとか、とにかく付き合ってる事を公表出来ない理由をつけてあげればOK。そして相手には「でも君が好きなんだ」とか、愛の言葉をいっぱい囁くこと。お決まりの台詞は「俺たち出会うタイミングが悪かったね…」。相手を巻き込んで道ならぬ恋に落ちてしまった同士を演出しよう。みんなでいる時にアイコンタクトや、誰にも見えないようにボディタッチしたりして、「秘密を共有してる感じ」を出すのも効果的や。

そんな感じでしばらく楽しい関係を続けた後、相手が飽きて来た頃(せいぜい一ヶ月ぐらい)に、どこかで「友達に戻ろう」と言えばなかった事になる可能性が非常に高いよ。向こうにしてもこっちとヤった事を公表するメリットは全くないからね。

まぁでもさっきも言ったように、女友達と身体だけの関係を結ぼうなんてのがそもそも虫のいい話だから、あまりそういうものに幻想を抱かない方がいいとは言えるね。おじさんみたいに毎日違った女子児童をストーキングして、下校ルートだけの日本地図を作ろうとするのが一番健全な愛の形じゃないかな? おじさん、下校ルート界では「伊能忠敬」と呼ばれてるからね。一つの愛に生きるって本当に誇らしいことだよ。オススメ!